関節外科の最新号にひざ関節症クリニックの論文が掲載されました
2020.09.02
メジカルビュー社から刊行されている整形外科の専門月刊誌『関節外科 -基礎と臨床-』の最新号に、ひざ関節症クリニックグループが行うPRP療法や幹細胞治療の治療実積をまとめた論文が掲載されました。
治療成績から自由診療をどう啓蒙していくかの工夫まで
最新号の特集は「幹細胞・PRP・衝撃波-Biologic healingのエビデンス-」でした。このテーマに沿った全国のオピニオンリーダーに執筆が依頼されるのですが、大宮ひざ関節症クリニックの大鶴院長がその一人として「変形性膝関節症に対するBiologic healing専門クリニックの実際とエビデンス構築」というタイトルの論文を筆頭筆者で発表しています。内容は治療成績だけでなく、自由診療を啓蒙するための、医学的根拠(エビデンス)の構築から社会理解の醸成に向けての、専門クリニックにおける努力や工夫も盛り込んでおります。
原稿は今年3月に執筆されておりましたが、それが掲載された『関節外科 -基礎と臨床-』9月号が、8月19日に刊行されました。
より良い水準の医療の普及に向けて
大鶴院長の持論のひとつに「新しい治療は発表しなければ密室治療となり、自己満足で終わる」というものがあります。当グループで行っているような再生医療は特にそれに該当し、広く治療成績が共有されなければ高い水準での普及は見込めません。医師の主観だけに頼った判断で医療の水準が医療機関によってまちまちになってしまわないよう、当グループの多くの症例から得たデータは、今後も積極的に医療関係者に向けて発表してまいります。
当院で扱う治療法については、解説ページをご覧ください。
>PRP-FD注射の膝痛治療について
>培養幹細胞治療の変形性膝関節症治療について